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看護師資格を最大限生かす!多様な働き方大解剖2024.10.15


看護師の職場を考えたときに、まず最初に思い浮かぶのは病院ではないでしょうか。

看護師は国家資格であり、医療に関する知識があります。また、コミュニケーション能力やリーダーシップなどを身に着けている人も多いです。

そのため、看護師が資格やスキルを活かして働くことができる場所は、病院だけとは限りません。

看護師の資格を最大限に活かすことで、キャリアアップやスキルアップができます。

この記事では、病院以外で看護師の資格を活かせる場所やステップアップできる仕事について紹介します。

 

看護師の資格でを活かせる病院以外の仕事

病院で働くイメージが強い看護師ですが、資格やスキルを活かして病院以外でも働けます。

病院以外では以下のような場所で、看護資格を活かせられます。

  • 一般企業
  • 保育園
  • 介護施設
  • 訪問看護ステーション
  • コールセンター
  • 看護師ライター

それぞれについて紹介します。

 

一般企業

一般企業で看護師資格を活かせられます。一般企業には、医療関係の企業や製薬会社、医療機器メーカーなどがあります。

一般企業での業務は、営業やマーケティング、臨床研究のサポートなどです。また、健康診断や健康管理サービスを提供する企業での健康相談やスタッフ教育、業務改善などがあります。

看護師は医療現場のニーズを理解しており、専門知識やコミュニケーション能力を持っています。そのため、一般企業でも高く評価されています。

一般企業の場合は、病院勤務と異なり、基本的に夜勤がない働き方ができるため、子育て中や体力に不安がある看護師も負担なく働きやすいです。

保育園

保育園も看護師の資格を活かせる場所です。保育園では以下のような業務を行います。

  • 子どもたちの健康管理
  • 感染対策
  • ケガの応急処置
  • 保護者への健康相談
  • 育児に関する情報提供
  • 子どもたちのメンタルヘルスサポート など

その他、保育士と一緒に保育業務も行います。

保育士と連携して、安心して子どもを預けられる環境をつくることが保育園てまの看護師の仕事です。

保育園では、医療に関すること専門職は看護師だけであるため、多くの信頼を得てやりがいを感じやすい職場のひとつです。

介護施設

介護施設の仕事も看護師の資格を活かせられます。介護施設では高齢者や障害者の健康管理を行います。具体的には、バイタルサインの測定や服薬管理、簡単な傷の手足などです。

また、施設の介護スタッフへ指導や研修を行い、介護スタッフのケアの質を高めることも看護師の業務です。利用者の家族ともコミュニケーションをとり、介護に関するアドバイスを行うこともあります。

より質の高い介護サービスを提供して、利用者が安心して介護施設を利用できるようにすることが、介護施設での看護師の役割です。

訪問看護ステーション

訪問看護は、看護師が患者の自宅を訪問し、医療的ケアやサポートを提供する仕事です。

医師の指示に従い、医療的ケアや体調管理、服薬管理などを行います。

また、家族への育児相談や介護相談、メンタルサポートをすることも訪問看護師の役割です。地域社会への貢献度も高く、看護師の専門知識を最大限に活かせる職場です。現在では、少子化高齢化や医療の進歩などにより、訪問看護の需要が高まっています。

コールセンター

看護師の資格を活かせるコールセンターの仕事もあります。

例えば、医療機関やヘルスケア関連のコールセンターなどです。医療関係のコールセンターでの仕事では患者からの健康に関する問い合わせに対する対応、症状に関する初期アドバイスの提供、医療サービスの案内などを行います。

看護師としての専門知識を活かし、情報を提供する仕事です。職場によっては、データ入力や関係機関への情報提供も行います。

看護師ライター

看護師の資格を活かせる仕事には、看護師ライターもあります。医療や看護に関する知識をもとに、記事を執筆する仕事です。

例えば、医療に関する専門的な記事やブログ、書籍、パンフレットなどです。

看護師ライターでは、看護師の専門的な知識や、臨床現場での視点を活用できます。そのため、他のライターに比べ、原稿料も高めです。

看護師ライターは知識を活かしながら、執筆することでさらに自身の専門性を高められます。自宅で、隙間時間に作業できるという柔軟な働き方も魅力の仕事です。

看護師からステップアップ出来る仕事

看護師として働き続けていくとき、ステップアップしたいと思いますよね。

看護師は、経験や知識を身につけることで、さらにステップアップが可能です。看護師がステップアップできる仕事として、以下のようなものがあります。

  • 保健師
  • 助産師
  • 医療関連の教育者
  • 養護教諭
  • 看護管理者
  • 専門看護師
  • 認定看護師

看護師がステップアップできる人気の仕事について、紹介します。

保健師

看護師から保健師にステップアップすることで、より広い視野で地域の健康を支えられます。

看護師は患者1人ひとりに直接ケアを行う仕事ですが、保健師は地域全体の健康促進や疾病予防を行います。

例えば、自治体の保健課や保健所などで働きます。保健師は地域の健康課題をもとに、予防策や健康教育を企画・実施します。

患者1人ひとりを幅広い視野でみることができるようになり、看護師としてのスキルアップにもつながるでしょう。

看護師は、保健師養成学校や看護系大学に編入し、国家資格に合格することで保健師になることが可能です。

助産師

看護師から助産師になる人も少なくありません。

助産師は妊娠・出産・育児をサポートする仕事です。看護師と異なり、正常分娩や臍帯の切断を医師の指示がなくても行えます。

他には、出産前教育や育児支援なども助産師の仕事です。

産科ではとくに、看護師より教育的な役割をもちます。これまで看護師としてのスキルや経験も活かしながら、母子へのケアを専門的に行えます。

助産師になるために必要な課程を養成学校で学び、国家試験に合格することで助産師になることが可能です。

医療関連の教育者

看護師から医療関係の教育者になることで、ステップアップできます。

医療関係の教育者になることで、医療知識をさらに深め、専門性を高められます。また、次世代の医療従事者に実践的なスキルや知識を教えることが可能です。

教育現場での経験は、リーダーシップやコミュニケーション能力を高め、スキルアップになるでしょう。

看護学校などで働くことで、教育者になることができます。

養護教諭

看護師から養護教諭になる人もいます。養護教諭とは、小学校や中学校などの教育現場での「保健室の先生」のことです。

学校では、健康教育や生活指導を通して、子どもたちの心身の成長をサポートします。病気や怪我の早期発見のスキルが必要であるため、これまでの看護師としての経験が役に立ちます。

また、教師や保護者との連携が重要であるため、コミュニケーション能力も活かせます。

看護師から養護教諭に転身することで、専門性を広げられ、病院とは異なる方法で健康サポートを行っていきます。

看護師が養護教諭になるには、養護教諭に関する単位を得られる学校に入り、養護教諭の免許を取得することが必要です。

看護管理者

看護師として経験を積むことで、管理者を目指す人もいるでしょう。

看護師から看護管理者にステップアップすることで、さまざまなメリットがあります。まず、看護管理者はチーム全体の運営や教育に関わるため、リーダーシップやマネジメントスキルを身につけられます。病院やクリニックの運営に関わることになるため、よりやりがいを感じる人も多いです。また、患者ケアの質を向上させるためのプログラムを立案・実施する機会も与えられます。

看護管理者として経験を積むことで、自身のキャリアの幅を広げられるでしょう。

専門看護師

看護師から専門看護師へのステップアップは、看護のキャリアを深められます。

専門看護師になる過程で、特定の分野に特化した知識と技術を学びます。

これまで以上に、患者のニーズにより的確に応え、質の高いケアを提供できるようになります。また、専門的な判断力が求められるため、医療チームの中でリーダーシップを発揮できるでしょう。

さらに、研修や勉強会の講師を依頼されるため、教育者としての経験を積んでいくことも可能です。専門看護師としてのスキルは、キャリアアップにも役立ち、給与アップや昇進につながることもあります。

認定看護師

看護師から認定看護師になることで、専門性を高められます。認定看護師は特定の分野において高度な知識と技術を持ち、患者に質の高いケアを提供できると認められる看護師です。

認定看護師になることで、看護の幅が広がり、キャリアの選択肢も増えます。

さらに、医療チームの中で重要な役割を果たし、リーダーシップを発揮する機会も得られます。認定を受けるためには専門的な研修や試験を受ける必要がありますが、教育過程で自己の成長を感じることができるでしょう。

病院以外で働くと何がよい?

看護師が病院以外で働くことで、さまざまな環境で経験を積める、専門知識やスキルを広げられるといったメリットがあります。

例えば、介護施設や訪問看護、企業の健康管理などでは、これまでの経験を活かしながら、異なる職場で新しい視点や技術を学べます。

また、働く場所が変わることで、ストレスを軽減でき、仕事に対する満足感も新たに得られます。

さらに、病院の忙しさから離れることで、より患者に向き合う時間を持つことができ、地域とのつながりも強められます。

新しく多様な経験を通じて、看護師としてさらに成長でき、自分自身のキャリアアップにつながるでしょう。

まとめ

看護師資格は国家資格であり、医療に関する知識に加え、コミュニケーション能力やリーダーシップを身につけられる資格です。そのため、病院だけの仕事ではなく、さまざまな場所で看護師の資格を活用できます。

病院以外で働くことで、看護師としての知識や経験をさらに広げることにもつながります。

さらに、看護師は自身のスキルや経験をもとに、ステップアップしていくことも可能です。新しい知識を学ぶことで、保健師や助産師、養護教諭、認定・専門看護師などになれます。

多くの場所で看護師は需要が高く、信頼される仕事です。自分がこれからどのように働きたいか考え、自分に合った場所で働くことで、大きなやりがいを感じられます。視野を広く持ち、スキルや経験を活かしていける職場を探してみましょう。

 

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